優美な姿に心を奪われる、アンスリュームの魅力

 アンスリュームで癒される

　 アンスリュームは、サトイモ科の観葉植物で、鮮やかな色の花が特徴です。花はハート型で、赤やピンク、白などさまざまな色があります。花の中央にはひも状の部分があり、そこに小さな花がたくさんついています。

　アンスリュームは熱帯地方が原産で、暖かく湿った環境を好みます。日本では室内で育てることが多いです。育て方は難しくありませんが、水やりや置き場所に注意する必要があります. 水やりは土の表面が乾いたら行い、水はけの良い用土を使います。 置き場所は明るい日陰で、直射日光や冷気を避けます。植え替えは２～３年に一度春から夏に行います。

　アンスリュームは約600種あると言われており、花言葉もさまざまです。一般的な赤い花の花言葉は「熱愛」「情熱」「心から愛しています」です。ピンクの花の花言葉は「優しい愛」「幸福」です。 白い花の花言葉は「清らかな愛」「純真」です。

アンスリュームを飾る

　アンスリュームは、鮮やかな色とハート型の花が特徴的な観葉植物ですが、切り花としても人気があります。切り花として飾るメリットは、以下の通りです。

• 　花もちが良い。アンスリュームは熱帯地方が原産で暑さに強いため、夏でも長く楽しむことができます。
• 　水やりが簡単。アンスリュームは水分をあまり必要としないため、水やりは土の表面が乾いたら行えば十分です。
• 　花瓶の選択肢が広い。アンスリュームは茎も花も色鮮やかで存在感があるため、シンプルな花瓶でも映えます。また、さまざまな色や形の花瓶と組み合わせて楽しむこともできます。
• 　繁殖力が強い。アンスリュームは切り花を挿し木して育てることも可能です。 挿し木する場合は、茎を斜めに切って水に浸けておきます。 根が出てきたら鉢植えに移します。

以上のように、アンスリュームは切り花として飾るだけでなく、新しい株を増やすこともできる素晴らしいお花です。色んな場所に飾ってみてくださいね。

アンスリュームを育てる

　アンスリュームは、ハート型の仏炎苞（ぶつえんほう）と呼ばれる色鮮やかな部分が目を引く観葉植物です。仏炎苞は花弁ではなく、花を守るために発達した葉の一種です。本当の花は仏炎苞の中央にある棒状の部分で、小さな黄色い点がたくさんついています。 アンスリュームは切り花としても人気がありますが、鉢植えとしても長く楽しむことができます。鉢植えとして育てる場合のポイントは以下の通りです。

• 　日当たりを好みますが、直射日光は避けましょう。半日陰から明るい日陰が適しています。
• 　水やりは土が乾いたら行います。水切れや水やり過ぎに弱いので注意しましょう。
• 　肥料は春から秋にかけて月に2回程度与えます。液体肥料や有機質肥料を希釈したものを用います。
• 　花後は枯れた茎や仏炎苞を切り取っておきます。株分けする場合は春から初夏に行います。

以上のように、アンスリュームは鉢植えとして育てることで、美しいハート型の仏炎苞を長期間楽しむことができます。色々な品種やサイズもありますので、お好みに合わせて選んでみてくださいね。

アンスリュームの花言葉

　アンスリュームの花言葉は色によって異なりますが、一般的には「煩悩」「恋にもだえる心」「印象深い」などの意味があります。アンスリュームはサトイモ科の多年草で、ハート型の仏炎苞というお皿のような部分が特徴です。花期は5月～10月で、色は赤やピンク、白、紫、緑など豊富です。アンスリュームはハワイではバレンタインデーに贈る花として人気があります。

アンスリュームのストーリー

　アンスリュームは、ギリシャの伝説によると、愛の神様キューピッドが使っていた矢だと言われています。ハート型の仏炎苞は花を守るために発達した葉で、その中心から突き出た花が矢先になっています。キューピッドはこの矢で人々を恋に落とすことができたそうです。そのため、アンスリウムはヨーロッパではバレンタインデーに人気のある観葉植物で、恋人たちに幸運をもたらすとされています。

　また、アンスリュームは日本では「フラミンゴフラワー」とも呼ばれています。これは、仏炎苞の色や形がフラミンゴの羽や首に似ているからだと言われています。フラミンゴは一生涯同じ相手と結婚することで知られており、アンスリウムも夫婦円満や永遠の愛を象徴する花言葉を持っています。

以上のように、アンスリュームは愛や幸福にまつわる物語を持つ魅力的な花ですね。