陽気な笑顔を咲かせる花ガーベラの魅力に迫る

ガーベラで癒される

　ガーベラは色や形が豊富で、どんな空間にも合わせやすい花です。ガーベラを飾ると、部屋が明るく華やかになりますし、気分も上がります。ガーベラは切り花としても人気がありますが、実は長持ちさせるコツがあります。それは、花瓶の水の量を少なめに保つことです。水深は1cm程度で十分です。水が多すぎると茎が腐りやすくなります。また、ガーベラは寒さに弱いので、5度以上ある場所に飾ってください。新鮮な切り花なら2～3週間は楽しめますよ。

　ガーベラを飾る際のおしゃれなコツは、器の選び方や色合わせです。器はシンプルで透明なものがおすすめです。色合わせは、同系色や対比色を使ってみましょう。例えば、赤いガーベラなら白い器や緑の葉っぱと合わせてみたり、黄色いガーベラなら紫色の器や小花と合わせてみたりすると素敵ですね。

ガーベラを育てる

　ガーベラは日当たりと風通しの良い場所で育てます。日当たりが悪いと花が咲きにくくなります。鉢植えの場合は半日以上は日光が当たるところで管理しましょう。

　水やりは土が乾いたらたっぷりと行います。冬はやや乾燥気味に水やりをします。ガーベラは寒さに弱いので、冬の時期は室内に移動させるか、霜よけをしてください。

　肥料は花が次々と咲く時期は、水やりを兼ねて液体肥料を週に1回程度施すか、緩効性肥料を月に1回程度あげましょう。用土は排水性の良いものを選びましょう。

　咲き終わった花や枯葉は早めに取り除きましょう。また、葉茎を剪定して株全体に日光が当たるようにすると良いでしょう。

ガーベラの花言葉

　ガーベラの花言葉は、色によって違います。一般的には「前向き」「希望」などの意味がありますが、ピンクは「感謝」「崇高美」、赤は「神秘」「燃える神秘の愛」、オレンジは「神秘」「冒険心」、白は「希望」「律儀」などとなります。

　ガーベラは色とりどりの花を咲かせる それぞれに素敵なメッセージを込めて ピンクは感謝と崇高美を伝える 赤は神秘と燃える愛を語る オレンジは神秘と冒険心を示す 白は希望と律儀さを表す ガーベラは前向きで希望に満ちた花なので元気を出したいときにピッタリですね。

ガーベラの特徴

　ガーベラはキク科の植物で、南アフリカが原産です。多年草で、定植後2～3年間は採花できます。花は色とりどりで、舌状花と筒状花からなるシンプルな花形が特徴です。

ガーベラには原種と園芸品種があります。原種のヤメソニー（Gerbera jamesonii）は赤色で小さな花を咲かせますが、他の原種との交配によって多くの園芸品種が作られています。