華麗なダリアの世界

ダリアで癒される

　ダリアは華やかで存在感のある花です。色や形も多彩で、お部屋を明るく彩ります。

ダリアの切り花をおしゃれに楽しむためには、以下のポイントがあります。

・花が開いた状態で選ぶこと

　　つぼみで摘むときれいに咲かない可能性があります。7～8分咲きの花がおすすめです。

・茎から枝分かれしている葉や萎れた花弁はカットすること

　　水揚げが悪くなったり、他の花弁に影響したりするからです。根元からハサミでカットするようにします。

・おしゃれな生け方をすること

　　ダリアの特徴を生かした器や色合わせを考えましょう。例えば、白い器に赤いダリアを入れると華やかさが際立ちます。

以上のポイントを参考にして、ダリアの切り花を楽しんでください。

　ダリアは夏から秋にかけて咲くキク科の花で、球根から育ちます。品種が豊富で、大輪から小輪までさまざまなサイズや形があります。

ダリアを鉢植えで育てる場合は、以下のことに注意しましょう。

・大きな鉢と支柱を用意する

　ダリアは背が高く重いため、安定した鉢と支柱が必要です。鉢は直径30cm以上、深さ　　　　20cm以上のものを選びます。支柱は高さ60～80cm程度で、球根と一緒に植え込みます。

・球根を適切な深さに植える

　ダリアの球根は10～15cmほどの深さに植えます。土を入れる段階で鉢の縁から13～18cm程度残すと良いでしょう。

・日当たりと水やりをしっかりする

　ダリアは日当たりと水やりが好きです。直射日光が当たる場所に置き、毎日水やりをします。土表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。

・寄せ植えも楽しむ

　ダリアは寄せ植えでも楽しめます。相性の良い植物として、コスモスやガーベラなどがおすすめです。

　ダリアは、色や種類によってさまざまな花言葉を持っています。ダリアの全体の花言葉は「華麗」、「気品」、「優雅」、「移り気」、「裏切り」、「不安定」です。ダリアは6月5日、7月29日、9月10日の誕生花でもあります。

　ダリアは、メキシコ原産のキク科テンジクボタン属の多年草植物です。和名は「天竺牡丹」と呼ばれています。花の見頃は7月～10月頃で、色や形が豊富なのが特徴です。ダリアは春植えの球根植物で、20℃以上で発芽します。

　ダリアは英語でDahliaと言います。この名前は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子だったアンデシュ・ダールにちなんでつけられました。