バラ２ （黄 橙 紫 青 緑 スプレー）

バラの続き

黄色のバラお花屋さんではよく花ことばが良くないからあまり売れないなんて言います。一般的な花言葉は嫉妬です。ただ花言葉は調べ方なんかにもよって変わります。あまり神経質にならなくてもよいかとはおもいます。ロッシュ＋、イリオス！、ソラーレ、スペードなどをよく使いました。ゴールドラッシュやゴールドストライクなどもよい花です。全体にしっかりしたものが多くブーケやアレンジメントにしても明るく元気が出るアイテムに仕上がるかと思います。変わった咲き方をするところでは、トゥーズロートレックなどがあります。丸弁シャクヤク咲きで花びらも多く面白味があります。ただ咲は早いかと思いますし、好みがわかれるところもあるかと思います。

父の日には黄色のバラと決まりごとのように成っておりますが詳しい理由は分かりません。

オレンジ色のバラですとカルピデュームをよく使いました。オークランドやマドリードなども使いました。ブードゥーなどは発色もよく見栄えます。輸入品ですとタイクーンやアミナなどがあります。タイクーンは頭が大きく使いやすいお花だと思います。オレンジバラの輸入品は痛みも目立ちにくく輪が大きめのものが多いためお勧めできるかと思います。

紫バラだとクールウォーターやシルバームーン、デリーラ等をよく使いました。紫という特徴を出したいときはクールウォーターが仕入れやすく無難だったと思います。どうしても白っぽいお花屋ピンク～赤味が強くなりやすくピンポイントに紫となると仕入れがかなり厳しくなります。ほかにブルーパフュームというピンクが入ったような紫色のバラがあります。こちらは大変香りが強く素敵なお花です。香りを楽しみたいときなどはこちらのお花を探されてもよいかと思います。

青バラなんて言うのもありますが一般的には染めています。濃い青や薄い青、水色のものまであります。輸入のものはベンデラという品種を染めているものが多いかと思います。国産品ですとアバランチェを染めているものをよく見ます。個人で染めることもできます。通販サイトなどでお花用の染料を購入もできますし、市場の資材屋さんにも置いております。お花屋さんの店頭になくとも注文すれば入手可能かもしれません。染めるときの注意点としては少しお花の水を切ってから染料を吸わしたほうが良いようです。染料を扱うときはゴム手袋やビニール手袋をして手にかからないよう注意が必要です。染料がかかるとなかなか落ちません。私はよく手を青くしながら染めておりました。周りもかなり汚れる危険がありますので、実際に染められるときは注意して自己責任の上お試しくださいませ。

数年前から染めていない青バラも出回ってきております。こちらは大変高価なものになりますので、お求めの際はよくお花屋さんと相談したうえ余裕を持ったご注文をお勧めいたします。

緑のバラも少量ですが扱いました。ミントティーやグリーンティー等です。白色とは違い主張しすぎずとても素敵な仕上がりになりこちらのお色もお勧めです。

スプレー咲きのバラもいろいろな品種があり1輪が大きなものから小さくかわいらしいものまで様々です。お花の付が良いものや葉がたくさんついているものは水揚げのところにも書きましたがさばいたり取り除いたりして軽くして、桶に入れるときも余裕ができるようにしてあげたほうが蒸れにくいですし取るときも傷めにくいかと思います。

よく使った品種では黄色系のサラ、サニーベイブ。オレンジ系ではシンディ、フェリーニ、ベイブ等。ピンク系ではパリ！、ラブリ－リディア、ファンシーローラ等。緑系などもありグリーンアイスやリューイーソー、エクレールなどかと思います。私は緑のスプレーバラが好きでしたが販売するとなるとなかなか目立たないので難しい部分もありました。

以上2回に分かれてしまいましたが個人的な感想交じりの紹介でした。主観しかないのでいろいろご意見おありでしょうが、まぁこんなところでした。